皆さんのお口の中に存在している唾液は、お口の中の汚れを洗い流してくれたり、粘膜の炎症を抑えたり、食べ物を食べるときに咀嚼しやすいようにしてくれるなど様々な作用があります。この唾液が出る唾液腺にはどのような病気があるのでしょうか。

歯科治療

唾液腺の中に石ができる病気

唾液腺の中や、導管の中に結石(唾石)ができる唾液腺疾患を“唾石症”といいます。

唾石症は唾液腺疾患の中でも頻度の高い疾患と言われています。

唾石のできる原因はまだはっきりとはわかっていませんが、唾液の性状や導管内での唾液の停滞、炎症などと言われています。

また、ほとんどの場合顎下腺に生じます。

痛みや炎症が起こることもあります

唾石症の症状としては、食事をしている時に急激に強い痛みを感じる、顎下腺の腫れや炎症、唾液腺開口部からの排膿などがある場合もあります。唾石の位置などは、手診、X線写真、CTなどで確認します。

唾石症はどのように治療するの?

唾石は小さいものであれば、唾液腺マッサージなどで自然に排出することがあります。

導管内にできた唾石は口腔内を切開し、外科的に摘出します。位置にもよりますが、口腔外から切開をする場合もあります。

口腔内が乾燥する病気

眼や口腔内の乾燥を主な症状とする自己免疫疾患を、シェーグレン症候群といいます。

シェーグレン症候群は中年の女性に多くみられ、眼や口腔内の乾燥以外にも、耳下腺の腫れがみられます。

口腔内が乾燥することで咀嚼機能、嚥下機能の低下、そのほかにも味覚や会話に影響がでる場合もあります。

シェーグレン症候群の治療

シェーグレン症候群は口腔の乾燥を防ぐために、人口の唾液(サリベート)や口腔乾燥状態改善薬(サリグレン)などを使用します。また、唾液そのものを出しやすくする薬なども使用します。

薬以外では、しっかりと水分をとってもらうこと、うがいをして口腔内を潤すことなどが重要となります。

上記以外にも唾液腺腫瘍、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、唾液腺炎など様々な疾患があります。

もし、何か気になることがあればかかりつけ医に相談してみましょう。

また、自分で唾液腺のマッサージなどを行い、唾液腺に変化がないか確認するのも良いかと思います。

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