痛くなる前に虫歯に気付く6つのポイントと自分で治す5つの方法

質問 「痛くなる前に虫歯に気付く方法はありませんか?」

・自分で虫歯を発見する方法ってないですか?

・初期虫歯の治し方って、どんなの?

・自分で、初期虫歯を治せますか?

虫歯とばい菌

答え 定期的に検診を受けることが大切です。

初期虫歯

虫歯が痛みだすのは、象牙質にまで虫歯がおよんだ場合です。

定期的の虫歯・歯周病のチェックをしてもらうと、大きな治療になる前に治せます。

検診中

写真は、検診でいらした方の口腔内です。全体の口腔内を診て、すぐに虫歯を見つけました。

一見、きれいな状態ですが、虫歯があります。

Q.どこでしょう?

A.歯と歯の間です。

患者さんは、痛くないので自覚症状がありません。

初期虫歯の状態

この方は、自覚症状はありませんでした。

検診後 むし歯 拡大写真

拡大写真

少し、削ったところで、見ていただき確認してもらいます。自覚症状がないので、患者さんはショックのようでした。

虫歯が、大きくならないうちの治療で、よかったと思います。定期的に歯医者さんで、検診を受けることも重要です。

初期虫歯を見つける6つの方法

1 歯の溝が黒くなっている

2 歯が薄茶色に変化している

3 つめものや金属のかぶせ物がカタカタする

4 冷たいもの、甘いものがしみる

5 歯と歯の間が半透明になっている

6 デンタルフロスがひっかかる

フロス

初期虫歯を自分で治す5つの方法

ごく初期の初期虫歯にかぎり、進行が早くないので様子観察が適応されます。その間に虫歯が進まないように再石灰化するように自己ケアしましょう。

1 フッ素入り歯磨き粉を使う

2 フッ素をこまめに塗る

3 おやつ、甘いものをひかえる

4 キシリトールガムを噛んで、唾液を増やし再石灰化を促進させる

キシリトールガム

5 劣化した金属やプラスチックの詰め物をやりかえる

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