無影灯
手術用のライトって明るいの?
手術用のライトってまぶしくないですか?
「歯医者って毎日、オペでしょ。これいいよ。よく見えるよ。」と言う、美容形成外科の先生の勧めで無影灯を導入しました。
無影灯での処置
暗く狭い口腔内処置(外科手術等)は、歯科用ライトをあてていても非常に見えにくい状態です。
口腔内処置の安全を考え、術野を確実に見るために無影灯を使っています。
今日の医療機械の進歩・開発でLEDの高演色化が目指され平均演色指数96、その中でも赤色(血液)を示すR9においては99という高い数値が出る無影灯です。
正常な視覚判断を要求される医療現場で色収差のない光野をこの無影灯は作りだしてくれています。
※LEDとは
仕組みはLED電球と同じです。LEDとは、半導体を用いたpn接合と呼ばれる構造で作られていあます。発光はこの中で電子のもつエネルギーを直接、光エネルギーに交換することで行われ、熱や運動を必要としません。
・水銀がない
・ガラスでないから、けがをしない
・UVが少ない(美容業界も注目しています)
・虫がよってきません。
※審美歯科治療を行う際に全ての症例で無影灯を使用するわけではありません。
術野を確実に見るための光源なので主に奥歯の外科処置時に使います。
前歯の審美歯科治療時は、天然の光の元での色調選択が必要になってきますので、常時無影灯を使うことはありません。
関連記事