知らないと危険な5つ薬の飲み方

質問「薬を飲む時、お茶で飲んでも大丈夫ですか? 必ず、水で飲むものですか?」

答え 薬は、水か微温湯で飲むことが、一般的です。

薬は、水か微温湯で飲むこと

薬を飲む時間や水で飲むか、そこのある飲み物で飲むのかあまり考えず服用することがほとんどだと思います。

知っておくと薬の効果がよくでますのでご承知おき下さい。

薬の効果

薬は、2つの効果があります。

水で飲むのは薬の効果を発揮させるため

水は、薬を飲みやすくするばかりでなく、胃の中で溶けて吸収されやすくする効果があります。

薬を水なしで飲むと食道の粘膜にくっいて食道炎を起こしたり、胃の活動が弱いお年寄りや病人は、1ヶ所にとどまり胃潰瘍を起こすことがあります。

「1日3回」の薬は食後に飲むの?

空腹で胃の中が空っぽの時は、薬がよく効くイメージがありますが、空腹の時に薬を飲むと胃壁に直接薬が触れ、胃壁にダメージを与えます。「1日3回」の薬は、毎食後30分くらいに飲むのがよいでしょう。

薬との飲みあわせ【例え 薬と○○○で飲んだら 危険な5つ】

危険な5つの飲み合わせ。

薬とお茶

以前は、貧血の薬(鉄剤)を飲む前後は、お茶やコーヒーを飲んでは、いけないとされていました。
お茶やコーヒーに含まれているタンニンが、鉄剤の吸収をさまたげるとされたからです。
しかし、最近の研究では、タンニンの影響はそれほど心配ないとされています。
鉄剤をお茶でのむグループと水で飲むグループの実験で、薬効結果に大きな違いはなかったそうです。

薬と牛乳

牛乳中のタンパク質は、弱電解質である酸性鎮痛消炎薬と結合するので、消化管粘膜からの薬物の吸収速度がおそくなります。

薬とジュース

ジュースは酸性で、弱酸性の下で不安定な薬物は、一緒に飲むと薬効が減じてしまいます。
また、天然ジュースに含まれるフラボン類(ケルセチンなど)により。肝臓のミクロゾームのおける薬物の酸化が抑制され、作用が強く現れる可能性があります。

薬とお酒

アルコールで薬を飲むことは絶対さけて下さい。薬の作用が弱くなったり、強くなったり不安定になるだけでなく、アルコールで薬の成分が分解されたり、本来期待された効果以外の作用が現れることがあります。

5.睡眠薬とお酒

睡眠薬とお酒を一緒に飲んではいけません。
アルコールと睡眠薬には中枢神経に対する抑制効果があり、睡眠薬とアルコールを一緒の飲むことで昏睡状態やショックを引き起こすことがあるからです。
お酒を飲んでも眠れないからといって、夜中の起きて睡眠薬を飲むと。目が覚めなくなる危険性もあるのです。

薬をそのまま、つぶのまま飲むことはやめて下さい。
『薬を水で溶かして吸収を促す』という意味があります。

そのため、薬によっては、水なしで飲むと溶けずにそのまま排出されます。
他には、薬がのどに引っかかったまま溶け出し、食道に炎症を起こすこともあります。
薬を飲む時は、水または白湯で飲みましょう。

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