歯周病は全身に影響する!

歯周病

例 口腔内の全部の歯28本=72㎝×2に、ポケットが5㎜あったとします。

てのひらいっぱいに、慢性潰瘍があるのと同じ状態です。

【ポケット5㎜は、中等度~重度の歯周病。出血、排膿、動揺がある状態です。】

歯周病は、口の中だけにとどまりません。
歯周病菌が、歯肉の毛細血管を通じて全身をめぐり、さまざまな病気を発症、悪化させます。

歯周病が身体にもたらす影響

最近では歯周病菌が、

1 動脈硬化

を起こし

2 脳梗塞

 心筋梗塞

の引き金になることもわかってきました。

歯周病は

 高血糖

 高血圧

のような生活習慣病の発症のメカニズムに影響を与えたり、相互に影響し合ったりすることも明らかになってきました。

このようなことから、歯周病は、全身の健康状態との関わりでとらえる必要があります。

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歯周病に対するアンケート

男女 10~60代対象 1000件

2011年5月20日~5月23日 楽天リサーチ株式会社

1 「歯周病」という言葉の認知率

言葉の認知率は98.5% と非常に高い結果です。

2 誤認率は高い?

「歯周病が影響する疾患」を聞いたところ35.7%が他の疾患と関係ないと答えています。

関係ありますよ!! 糖尿病36.7% 心疾患24.7% 動脈硬化19.3%

3 10代の女性の3割は、半年に1回のみ歯ブラシ交換

市販の歯ブラシの寿命は1か月程度。1か月に1回交換する人は29.7%足らずでした。