国民の約70%が歯周病です。
全身の健康と歯周病の関わりが明らかになっています。
定期的なプロフェショナルなケアと毎日のセルフケアで口腔から全身を守りましょう。
厚生労働省 H17年歯科疾患実態調査報告より
■歯周病罹患率
20代…75%
30代…80%
40代…86%
50代…86%
歯周病学会資料より
歯周病
単に歯を失うだけでなく、その病変部の歯周病原生細菌が持続的に全身への感染源になります。
歯周病原生細菌は歯肉の小さな傷から血中に侵入し、体内に運ばれます。
【歯周病と関係ある疾患】
1 脳卒中
長期にわたる重症な歯周病の場合、歯周病原生細菌は血管内に侵入・増殖し頸部動脈硬化症を引き起こし、この疾患が脳卒中と関連します。
2 肺炎
高齢者では口腔内を不潔なままにすると、口腔内の細菌が肺に侵入し、誤嚥性肺炎を引き起こします。
3 狭心症・心筋梗塞
歯周病で多く見られるP.gingivalis菌は血栓を作りやすく、体内を循環して、心血管疾患の危険因子となります。
4 早産・低体重児出産
妊娠時に歯周病は悪化します。重度歯周病のまま放置すると胎児の出生状態にも影響を及ぼします。