こんなにお金がかかる!世界の歯科治療!アメリカの歯科治療費(スウェーデン、イギリス、ドイツ、韓国)

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各国によって歯科事情・費用が異なります。

アメリカ

日本のように国民皆保険制度はないので、民間の保険会社に入っていない人は、保険は使えません。ただし、高齢者を対象にした、メディケア、低所得者を対象としたメディケイドという公的保険はあります。

医療費はもちろん歯科治療費も非常に高額ですが、医療水準は高めです。

交通事故や病気で病院に行っても、受付で治療費の支払い能力を確認され、加入している保険のランクが低いと、病院によっては診療できないこともあります。

必ず、現金かクレジットカードを持参しましょう。

アメリカの歯科診療は、完全予約制ですので事前に予約が必要です。

見た目に気を使い、矯正治療・ホワイトニング・審美歯科を行う人も多く、治療費が高いこともあって国民の予防意識は高く、定期検診や歯石除去などの予防処置を行う人も多くいます。

スウェーデン

歯科治療は、19歳までは矯正治療を含めて無料です。治療水準は高く、国民のデンタルIQも高めです。

イギリス

イギリスの歯科治療は、NHS(National Health Service 国民健康保険)と自費治療に分かれます。

イギリスでは、歯科医が不足しているせいでもあり、待ち時間が長かったり(順番がくるのは、半年先。。。ということもあります)サービスも劣るので、自費治療を選択する人も多くいます。

ドイツ

ドイツ国旗

国民の90%が、公的保険制度に加入しています。一定額以上の収入がある人は、公的保険制度か民間の医療保険かを選択できます。
民間の医療保険のほうが、公的医療保険よりも治療水準の高い治療を受けることができます。

韓国

1980年に日本の国民健康保険に似た国民皆保険制度が導入されたものの、保険でカバーされる治療の範囲が非常に狭いのが現状で、自費治療を選択せざるを得ない場合が多いようです。

日本

世界歯科事情を知った上で、日本の歯科事情をみてみます。日本は「国民皆保険制度」が整っているために、全国どこにいっても一律の医療を受けることができます。
保険が利く範囲も諸外国と比べると広いですし、イギリスと比べると待ち時間も少しです。

(イギリスの歯科治療の待ち時間は、1か月待ちはザラ、半年待ちの事もあるそうです)

また保険を利用せず自費治療を選択すると、各々の症状に合った質の高い治療を受けることも可能です。