・口臭が気になる。
・口臭がすると言われた。
・口がニオウような気がする。
・口臭がなくならないのか。
ニンニク、キムチ以外にニオウ食物って何?
何を気をつけたらいいの?
口臭は2種類ある!
1.真性口臭(他人にも感じるもの)
2.仮性口臭(自分だけ感じるもの)があります。
真性口臭
1 一時的なもの(ニンニク料理などを食べた時)
2 病的原因 (歯周病 舌苔 口腔乾燥症 耳鼻科疾患 内科疾患など)
仮性口臭
1 一時的なもの(ニンニク料理などを食べた時)
2 心因性のもの
結論からお伝えします。現代人の多くは仮性口臭で悩んでいます。
口臭で悩んでいる人のほとんどは、病的口臭は少ないということです。
患者さんの中には、他人から「口臭がする」と言われた。「口がニオウ」と言われ、悩んでいる方がいます。
どんなニオイと言われましたか?
何を食べた時?
どんな状況だったの?
「。。。。。。」 非常にあいまいです。
意外と知らないニオウ4食品
1.コーヒー
2.タバコ
3.ワイン
4.おせんべい
どれも食品としては香り豊かなものです。しかし一度、口の中から身体の中に入ってしまうと、時として悪臭に変わります。
自分でできる口臭予防
口をゆすぐことです。えっ?こんな簡単なこと?
簡単なことです。それをやらずに、悩んでいても口臭は消えません。
コーヒー、タバコ、おせんべい等を食べた後に、人に会う、営業があるなら必ず口をゆすいで下さい。
他人は抽象的に「口が臭い」と言います。もしかしたら、コーヒーのにおいだったかもしれません。
おせんべいやタバコのにおいかもしれません。具体的に「あなたの食べた△△△の臭いがする」とは言わないものです。
悩みすぎて、心因性の疾患になり、かかえこむよりも、病的な原因があるならその治療をする。健康に留意して過ごすことが何よりも大切なことです。
「口臭治りますか?」
病的原因がある場合
口腔内の状態を検査した後、
・生活習慣
・身体の健康状態 をお聞きします。
歯周病だけの問題でしたら歯周病の徹底治療と管理で口臭が次第に少なくなっていきます。
しかし、
・生活習慣(禁煙)
・身体の健康管理(糖尿病管理)
ができない方は、歯周病は快方へは向かいません。
デンタルリンス、デンタルガムなどだけでの口臭予防、対策はほとんど効果がありません。
糖尿病の治療・管理、禁煙があって口臭対策・予防にはじめて効果がみられるのです。
歯周病の危険因子
喫煙(骨吸収を早め免疫力を弱める)
食生活の影響(栄養障害 摂食障害)
内科的疾患(糖尿病)
免疫疾患(エイズなど)
ホルモンの分泌異常(女性ホルモンの変化)
多量の飲酒(骨吸収を早める)
薬剤による副作用(歯肉増殖、口腔乾燥症)
遺伝的疾患(白血球の機能異常)
加齢(身体の防御機能の減弱)
関連記事