ベロの先を置く所って決まりがあるの?
・いつもポカンと口を開けている。
・指しゃぶりがやまらず、前歯が開いてしまった、そこの間に舌を入れる癖がなおらない。
・発音が悪いのは、舌の位置の問題だと言われた。
以上のように思われた方は、よく読んで下さい。
正しい舌の位置にないと歯が徐々に動いて左右非対称になったり、出っ歯になったりします。
舌癖ってなに?
ベロの先は通常、安静時にある所は上顎の前歯の付け根に近い歯茎にあります。舌は筋肉です。正しい位置になく前歯の後ろにあったりすると、前歯を押すのが習慣になって前歯が動き出し出っ歯になります。
上の前歯と舌の前歯の間に舌を入れる癖があると歯並びは(開口)悪くなります。
舌癖の原因
1 指しゃぶり
指しゃぶりを続けていると上下の歯と歯の間に隙間ができて、その隙間の中に舌をつっこんでしまう癖がつきます。
2 アレルギー性鼻炎、扁桃肥大
鼻やのどの病気のため、口を開けて息をするようになるため、舌が前に出たり、舌を舌の前歯の裏を押す癖がつきます。
3 舌小帯(ベロの裏のヒダ)が短い
舌が正しい位置にないとひき起こる危険な8つの症状!
1 口臭悪化
口呼吸になると口の中がこ乾燥し、口臭が悪化します。
2 口呼吸
口呼吸になると舌の位置が下がり、舌の前歯の裏を押すようになり、歯並びが悪くなります。
3 歯並び
指しゃぶりから歯と歯の間があいてしまうことがあります。常に口が開いているため、見た目が悪くなります。
4 いびき
5 睡眠時無呼吸症候群
6 不眠症
口呼吸のため、息苦しく寝つきが悪くなります。
7 二重あご、顔のたるみ
8 風邪をひきやすい
鼻で呼吸することで風邪のウイルスを防ぎます。口で呼吸する人は、ウイルスがダイレクトに身体に入ってくるため、風邪をひきやすいといわれています。
正しい舌の位置
ハートのシールがついている所が正しい舌の位置です。上顎の歯のつけねの部分です。決して歯の裏にあててはいけません。歯が舌(筋肉)で動き出し、歯並びが悪くなります。
正しい位置に舌がきていない場合は、セルフコントロールが必要です。正しい位置に舌先を置いて舌癖を直すトレーニングが必要です。
トレーニング法
1 正しい位置に舌先を置く
2 正しい位置に舌先を置いたまま、口を開ける、とじるの繰り返し
3 正しい位置に舌先を置いたまま、つばを飲み込む
4 1~3を1日に数回意識して続ける。