顕微鏡歯科の根管治療
患者さんが「1か月くらい前から、歯茎がはれた。」
と言い来院されました。
大きな膿の袋ができていて、根っこの中の状態がかなり悪く骨も吸収しています。
初診時
約2週間後
約1か月後
難症例でしたが、患者さんの理解力の高さと協力で治療をすすめることができ、外科オペなしで快方に向かいました。
今回のようにすべての難症例が治癒に至るわけではありませんが、難しい症例もマイクロスコープの利用で格段に、臨床成績がアップしています。
歯茎の腫れの6つの原因
1 歯周病によるもの
2 歯の根っこに膿がたまったもの
・虫歯が進んで根っこまで広がってしまった時
・神経をとった歯でも、その中にバイ菌が入り感染を起こした時
3 根っこが割れている
4 親知らずの腫れ
5 口内炎
6 歯と歯のい間に食べ物がはさまっている時
今回のケースは、根っこの治療が必要でした
根管治療時に使う器具
根っこの中を拡大し、清掃、消毒を繰り返します。