食べ過ぎると栄養不良になる!ジャンクフードが危ない2つの理由

カップラーメン食べると栄養不良になるの?

・お昼のお弁当のかわりや夜食にカップラーメンをよく食べる

・100円くらいの手軽なお菓子はおいしい

・コンビニでポテトチップをよく買う

・毎日コーラを飲む

ジャンクフード

上記にあてはまる方は、気をつけて下さい!! 

砂糖の摂り過ぎは身体によくないことは周知の事実です。しかし、この問題は砂糖摂取だけではありません。

ブドウ糖果糖液糖

阿部司氏『食品の裏側』東洋経済新報社では、ブドウ糖果糖液糖を「急激に血糖値が上がる怖さ」という見出しをつけて問題視しています。

「砂糖のほうは体内でブドウ糖と果糖の2つに分かれ吸収します。しかし「ブドウ糖果糖液糖」は、最初からブドウ糖と果糖に分かれているため、あっという間に吸収されて血糖値がはね上がってしまう」といいます。

なぜこのような糖が使われるようになったのか?

阿部氏は、次のように述べて警告しています。

『ブドウ糖果糖液糖というのは、安いでんぷんから作られるもので、30年前から急激に増えた。

子供が好きなさわやかな味で、ジュースやコーヒー飲料、さまざまなタレなぢに甘味をつけるのに都合がよい。

また液体という利点がある。砂糖なら製造過程で1度溶かさなければならないが、最初から液体ならばその手順がはぶける。

成分がブドウ糖と果糖だから、ジュースなどと相性がいい。

ブドウ糖果糖液糖が大量に入った飲み物や菓子ばかりを食べていれば、米のごはんなど食べられなくなるのは当然である。砂糖よりも一層、低血糖の原因になっていると思われる。」

お菓子

ジャンクフフード症候群 ジャンクフードな危険な2つの理由

糖が燃えてエネルギーになるのには、ビタミンB群が必要であり、酸素が必要です。酸素を運ぶヘモグロビンには、鉄が必要です。

『栄養と犯罪行動』ブレーン出版の著者シャウスは次のように述べています。

「脳に特に重要な栄養素として、ビタミンB1、B2、B3、B6、葉酸、ビタミンA、C、鉄、マグネシウム、カリウム、亜鉛、クロムをあげ、それぞれが欠乏すると行動、学習に重要な影響を与える。

ジャンクフードの連続摂取は、栄養欠乏をもたらす

B1についてだけでも、その欠乏は重大である。

B1が欠乏すると脚気になることはよく知られてきたが、血中にビルビン酸と乳酸が蓄積され、その結果いらいらして不機嫌になり、協調性がなくなって闘争的になる。」

ジャンクフードには、ビタミン、ミネラルの不足だけでなく添加物という問題もあります

実に多くの加工食品に使われているリン酸については、ドイツのマインツ大学精神医学研究室が、子供の行動への影響を観察しています。

『リン酸摂取後に人物画を描くように求められた子供が、最初は色も形も豊かに描いていたのに、5分後には気ままにふるまい、さらに2分後には全くやめてしまい、静かに座っていることもできなくなってしまった』

この研究者たちは、反社会的行動歴のある子供たちが、リン酸に対し似たような反応をすることを再三再四みています。

インスタント食品と清涼飲料水で毎日過ごす生活は、極度の栄養欠乏になる恐れがあります。

※リン酸(清涼剤、コーラなどの酸味料)

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