炭酸飲料水を毎日飲むのは、注意が必要です。
京都大学医学部 高橋裕子先生資料より
ペットボトル症候群
最近になって、子供たちや若者の間で、ペットボトル症候群という新種の病気が現れてきました。
これは、糖分の多い炭酸飲料の飲み過ぎで血液中の糖分(血糖)が高くなっておこるもので、一種の急性糖尿病といえます。
ペットボトル症候群の4つの症状
1 血糖値が高くなるとのどが渇きます。
2 そして、ますます炭酸飲料を多量に飲んで、さらに血糖値が上昇するという悪循環に陥り
3 ついには意識障害をおこすこともあります。
4 こうなると、周囲の呼びかけにも反応しなくなって、緊急入院しなければなりません。
ペットボトル症候群には、初期にはこれといった症状はありません。
炭酸飲料を日頃たくさん飲んでいる人は、飲料水の中には糖分が含まれていることを、忘れてはなりません。
通常の炭酸飲料ひと缶には30~40g程度の糖分が入っていることを肝に命じて、飲み過ぎには注意して下さい。
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ペットボトル再利用の危険
中身を飲んだ後のペットボトルに水を入れて再利用する気持ちはよくわかりますが、あまりすすめられません。
ペットボトル再利用の危険
1 雑菌が入り不衛生
2 水垢とぬめりでカビが繁殖する
ペットボトルは、水筒がわりに再利用することを想定に作られていません。