・なぜ、モーツアルトが流れている病院が多いの?

・なぜ、喫茶店、エステではモーツアルトが流れているの?

・モーツアルトが歯科医院で聞こえてくるワケ 

モーツアルト

モーツアルトの曲は、旋律が美しく、穏やかでバランスがとれていて優美といわれています。
また多くの名曲は、自律神経に優しく万人を感動させるものです。 

埼玉大学保健医療学部教授 和合 治久先生資料より

♪なぜモーツァルトが健康にいいの?

音楽を聴くことは、耳から脳に音楽が伝えられる中継地点となる視床下部、脳の中でも自律神経系やホルモン系を支配する部分を刺激します。これによって副交感神経の働きが活発になり、自律神経のバランスが保たれます。
この効果を応用したのが「音楽療法」で、なかでもクラシック音楽を代表するモーツァルトの音楽に健康効果があるといわれています。 

なぜモーツァルトが効果的なの?

3500ヘルツ以上の高周波音が豊富で副交感神経を活発にします。
小川のせせらぎのようなシンプルな音の波形が繰り返されます。
複数の音が同時になった時の心地よい組み合わせ。これらがモーツァルトの音楽によくみられます。

これらで、血圧の流れがよくなる
体温上昇
心拍・血圧が安定  が認められます。

効果を高める聴き方

「音楽療法」は、BGMとして音楽を流すのではなく、目を閉じて「100%聴き入る」かヘッドホンを使って音楽に「聴き入る」ことが重要です。
1日2~3回
1回20~30分
目を閉じて、自分に適した音量でヘッドホンを用いるか、集中して聴き入る。

♪モーツァルト

幼いころから『神童』と呼ばれた作曲家。35年の短い生涯の中で、600曲以上にものぼる名曲を生み出した天才音楽家。

おすすめモーツァルト曲

1 セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第2楽章
2 ディヴェルティメント第1番ニ長調J.136第1楽章
3 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第32番へ長調k.376第1楽章
4 12のドイツ舞曲より第3番変ロ長調K.586
5 ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216第1楽章
6 ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219第3楽章
7 ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467第2楽章
8 ヴァイオリン協奏曲第2番二長調K.211第3楽章
9 カッサシオンK.63第5楽章
10セレナード第10番変ロ長調K.361第5楽章

映画 アマデウス 1985年公開

アマデウス

凍てつくウィーンで1人の老人が自殺を図りました。老人は精神病院に運ばれその一室で神父に語り出します。

老人の名は、アントニオ・サリエリ。かつてはオーストリア皇帝ヨゼフ二世に仕えた宮廷作曲家でした。彼の運命は、天才モーツァルトが彼の前に出現した時から狂いだします。優れた音楽家だからこそモーツァルトの素晴らしい作品に打ちのめされ、激しい嫉妬に苦しみます。

映画は、あまりに短い一生を破天荒にそして自分の思いのままに生きた天才モーツァルトとその同時代を生きたサリエリの苦悩を描き出しています。

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