糖尿病の講習会
H31年2月28日(木)糖尿病と歯周病に係る医科歯科連携推進講習会に出席してきました。
糖尿病講演会
3つの講演を3名の講師から順番に聴講してきました。
・埼玉県保健医療部健康長寿課 小泉 伸秀氏
・埼玉県保健医療部健康長寿課 赤石 稔之氏
・埼玉県歯科医師会地域保健部副部長 北原 俊彦先生
埼玉糖尿病対策推進会議
埼玉県医師会と糖尿病専門医等で構成され、糖尿病の発症予防・合併症予防等の糖尿病対策をより一層強化し、県民の健康の増進と福祉の向上を図ることを目的とする。
糖尿病ネットワーク
全身に合併症を引き起こす糖尿病に対し、早期の受診・治療等適切な糖尿病診療を提供するためのネットワーク構築等の取り組みが進められている。
埼玉県の糖尿病患者数
H13年 102000人からH28年は、2.2倍増えて330000人が糖尿病患者です。
糖尿病の3大 合併症
気づかぬうちに進行し、糖尿病が悪化すると
網膜症→失明
神経障害→壊疽
腎不全→人工透析
埼玉県の人工透析患者数
H13年 9962人からH28年は、1.8倍の18207人が人工透析患者です。
原疾患が糖尿病性腎症は7419人と全体の約3分の1です。
歯の本数と健康寿命・要介護でいる期間の関係
要介護認定を受けていない65歳以上の人を3年間追跡した分析によると
・ 自分の歯が多く保たれている高齢者は健康寿命が長く、要介護日数も短い。
・ 歯の健康を保つことが、健康寿命の延伸と要介護でいる期間の短縮に寄与する可能性が示された。