認知症講習会
認知症患者さんは全国で300万人を超え、今後も高齢化に伴い増加することが予想されます。
歯科治療を受ける患者さんも高齢の方が増えています。慢性疾患同様に一般的な疾患としての対応が求められる時代となります。
今回R1年6月13日 19:30~ 浦和医師会主催のもの忘れ相談医講習会を受講してきました。
若年性アルツハイマー認知症
若年性認知症の方とご家族の方から直接日々の暮らしについてうかがうことができました。
発症から4年経つまでの心の変化、認知症であることの受け入れ、家族からのサポートの様子をご主人がお話されました。
今後の若年性認知症の課題は、医療費・介護保険・障害者手帳・年金などの制度の利用や申請の仕方を簡便化させることが必要と感じました。
認知症とてんかん・睡眠障害について
独協医科大学埼玉医療センター 脳神経外科 小川知宏先生
・物忘れがひどい
・判断、理解力が衰える
・時間、場所がわからない
・人柄がかわる
・不安感が強い
・意欲がなくなる
などの認知症の症状だけでなく、脳萎縮に伴いてんかん症状や睡眠障害も併発されます。
広く認知症の症状が広まり、家族だけでなく地域全体、日本全体で高齢者のライフケアを支えていく時代になってきています。