フランク スピアー先生の講演(審美歯科講演)
フランク スピアー先生の講演
Spear先生は、審美歯科、歯冠補綴学の第一人者であり、ワシントン大学歯学部を卒業し、同大学補綴科でMSDを取得されました。
ワシントン大学で客員教授を経て、シアトル市内で審美歯科・補綴専門医として開業されています。
また、Spear Educationを設立し卒後研修を行っています。
2012年6月9日(土)9:30より、スピアー先生の来日講演を聴講してきました。
講義内容
・インプラント導入前からの25年間の基本的な症例の検証
・従来型の固定式補綴物の適応症とインプラント治療が最良の選択肢となる症例の条件
・審美領域にある歯の骨吸収による歯肉退縮、パピラの喪失の回復法
・天然歯とインプラントのリップラインのそろえ方
・近接インプラント体による骨吸収の回復方法
など興味深い内容がたくさんありました。
午後は、13:30より
接着歯学(ダイレクトボンディング・オールセラミック)の講演を聞いてきました。
接着学講義内容
・修復物再治療の原因
・コンタクトポイントに留意した補綴治療
・オペ、矯正、移植なしの歯間乳頭再生療法
・マイクロスコープ用MIバーの選択方法
・ダイレクトボンディングの明度のコントロール、内部ベベルのつけ方
・日本人の解剖学的裂溝の位置
・ダイレクトボンディング修復による正中離開禁忌症例
など臨床に即した内容でした。
スワンデンタルクリニックのダイレクトボンディング審美歯科治療
ダイレクトボンディングは、バリエーションのある材料の進歩により個々の歯の特色を忠実に表現できるようになりました。
各人によって口腔内状態が異なり、治療方法・期間・費用は違います。