産業歯科医研修会

H24年6月30日(土)と7月1日(日)の2日間終日、産業歯科医の講習会を受講してきました。

日々の臨床で見られる酸蝕歯と産業歯科医の視点からの酸蝕歯の違いを認定医の先生の指導の元、確認してきました。

産業歯科医研修会

初日は、厚生労働省の方から

「最近の労働衛生行政の動向について」の講義があり、午後の講義は、以下のものでした。

・法的産業歯科医の職務

・歯科酸蝕症状

・有害物質

※ 塩酸、硝酸、硫酸、亜硫酸、フッ化水素、黄りんなどを取り扱う職業についている人が職業性の酸蝕歯を発生することが、戦前、戦後の一時期にみられましたが、現代は職場環境も整備され職業性の酸蝕歯は、ほとんどみられなくなりました。

かわって、食物による外因性のもの(柑橘類、コーラなどの酸性の強い飲料水の常用摂取)によっておこる酸蝕歯が多くみられるようになりました。

2日目の午前中は、日本大学衛生学講座教授 前野正夫先生の「口腔と全身の関わり」の講義

午後は、従来の歯科検診が、早期発見、早期治療への推進が主だったのに対し、最近は『健康をつくりだす力』を喚起する方向に変わっていくことを実習をふまえ確認することができました。

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