新鮮なイチゴが食べたい!さいたま市近郊でできるいちご狩り
春になるとたくさんの果物が店頭に並び、その中でもイチゴは春を感じさせる1番のフルーツです。
昨今では、日本のイチゴが外国人にたいへん注目されています。外国のイチゴは、日本ほど美味しいものは少なく、トマトほどの糖度しかなくジャムにして食べるのが一般的のようです。
イチゴの由来
イチゴは、野菜では数少ないバラ科の植物です。栽培イチゴのもととなった祖先は、北アメリカと南米チリの野生種です。これらがヨーロッパで荒廃されたもので、日本では江戸時代末期にオランダ人によって伝えられました。
今でもオランダイチゴと呼ぶのはその名残です。日本に入ってきた当初はイチゴの色が血を連想させるとして食用としてはあまり普及しませんでした。その頃はイチゴを食べるというよりも観賞用として広まりました。
イチゴの成分
イチゴに含まれる成分でよく知られているのはビタミンCです。その他キシリトールが、含まれていることはあまり知られていません。
ビタミンC
イチゴに含まれるビタミンCは、みかんの2倍もあり、果実の中でトップです。生のまま食べたら効率よくビタミンCが摂れます。風邪をひきづらくし、体の疲れも回復してくれます。皮膚や血管粘膜を強くする働きもあります。
キシリトール
歯磨き剤やガムにも配合されています。キシリトールは天然の甘味量ですが、砂糖と比べてカロリーが低く、それなのに糖分が変わらないという特徴があります。
気になるヘビイチゴ
イチゴという名前がついている植物のなかには栽培イチゴと一部形は似ていますが、異なる種類のものがあります。
道ばたに生え小さいイチゴのような実をつけるヘビイチゴは、バラ科ヘビイチゴ属の植物です。
地面を茎が這いながら節ごとに葉と根を伸ばしてふえます。葉はイチゴと同じ3枚の小葉をもっていて、春に黄色い花が咲き、丸い小さいイチゴのような赤い実は、表面のそう果(たね)がつきます。実はイチゴと異なり甘くありません。
手作りイチゴデザート
イチゴ寒天のミルクソース
材料 カップ6個分
粉寒天 3g
水 カップ11/2
砂糖 45g
イチゴ 300g
レモン汁 小さじ1
コンデンスミルク 大さじ3
作り方
1 イチゴはフォークの背などでつぶし、レモン汁を混ぜる。
2 なべに粉寒天と分量の水を入れて火にかけ、かき混ぜながら煮溶かす。そのまま火にかけて1分半ほど沸騰させ、砂糖を加えて溶かす。
3 1を電子レンジに1分間ほどかけてあたため、2と合わせて手早く混ぜ、プリンの型などに流して室温で固める。
4 固まったら型から出して冷蔵庫で冷やし、コンデンスミルクをかける。
参考文献・写真
イチゴ 矢部和則
まっぷる埼玉 昭文社
さいたま市近郊で行けるいちご狩り
精度が高く、色や形が美しく美味しいイチゴは外国人旅行客の間でも有名です。
最近ではインド・香港などでは高級イチゴが高値で取引されています。またイチゴ狩りに「日本のフルーツが食べたい」とタイ・台湾・中国の方など外国人観光客が押し寄せる人気スポットになっています。
・春日部市近郊 新しい村
春と冬はイチゴ狩り・夏休みころはブルーベリー、秋になるとイモ掘りやブドウ狩りと四季を通じて味覚が楽しめます。
埼玉県宮代町山崎771-1
0480-36-3441
・さいたま市岩槻区いちごファーム
さいたま市岩槻区でいちご狩りを楽しめる観光農園です。その日に採れたイチゴ・トマト・季節の野菜・お米も販売しています。
さいたま市岩槻区笹久保新田1089
080-3402-8600