ここちよい空間ができるアロマテラピー さいたま市で買えるアロマオイル
日本だけでなく、各国でハーブやガーデニングの関心が高まっています。人間の心と体が自然を求めているからではないでしょうか?自然の恵みは様々です。その1つにエッセンシャルオイル(精油)があります。その植物の香りや有効成分を取り入れようというのがアロマテラピーです。
オイルウォーマー キャンドルの熱で精油を温め、香りとともに精油に含まれる成分を拡散します。
アロマテラピーって何なの?
「アロマテラピー」とは「aroma=芳香」と「therapy=療法」の造語で、一般的に植物から抽出した精油を使用した自然療法をさします。
アロマテラピーという言葉は、フランスの科学者であるガット・フォセが使い始めました。研究中にやけどを負った彼は、たまたま近くにあったラベンダーオイルを手に浸したところ、痛みがやわらぎ驚くほど傷が早く治ったそうです。それをきっかけにフォセは精油の研究をスタートし、アロマテラピーを世に広めていきました。
アロマテラピーは、健康や美容に様々な効果をもたらし、自然治癒力を高める作用もあり、私たちの健康を維持、増進するのに役立っています。
エッセンシャルオイルって何?
エッセンシャルオイル(精油)はまさに「植物の恵み」そのものです。
一般的に植物の中でもハーブ、スパイスは約3500種類あり、そのうちエッセンシャルオイルが採れるものは約200種類です。身近なものでいえば、レモン、薔薇、ミント、ゼラニウムなどもアロマの仲間です。これらの植物の花びら、果実、根、種子、枝、樹皮などの部分から独自の方法でとり出したものがエッセンシャルオイルです。
精油の選び方
エッセンシャルオイルの特徴は、100%自然なままの天然のものということです。合成香料を加えてあるポプリオイルやアルコールなどで薄めたものは、アロマテラピーでは使えません。
天然のものでない製品をアロマテラピーに使うと効果もなく、かえって肌を痛めたりするので選ぶときはよく注意しましょう。
精油は貴重品
ラベンダーの場合は、1・5㎏の花の穂先から1本の精油(10ml)がとれます。
バラの場合は、バラの花びらを40㎏!!集めないと1本(10ml)の精油がとれないのです。
エッセンシャルオイルは、大量の原料からほんの少ししかとれないとても貴重なのもです。しかも、その原料は、無農薬・有機農薬で育てられなければアロマテラピーに使えません。
こうした厳選された原料と濃度の高い精油は、1本1本が貴重で高価なものです。極端に値段の安いものは、100%精油ではなく、合成品である可能性があります。
香りの種類は7つのグループ
精油の香りは、植物の種類や抽出部位によって7つの系統に分類されます。
1 ハーブ系
ハーブの花や葉から精油を抽出。気持ちがやわらいだり、元気になれる作用があります。
バジル、月桃、ペパーミント、セージ
2 柑橘系
柑橘系の果物やそれに似たハーブから抽出。リフレッシュ効果が高いのが特徴。
オレンジ・スイート、グレープフルーツ、ライム、レモン
3 フローラル系
主に花から抽出しているため、採取できる量が少なく高価なものが多い。
ラベンダー、ゼラニウム、ジャスミン
4 オリエンタル系
異国情緒漂う、エキゾチックな香り。個性的な香りが多いので、ブレンドして使うとバランスのとれた印象になります。
サンダルウッド、イランイラン
5 樹脂系
香木の樹脂から抽出。心が癒される香りで、粘度が高くて保湿抗効果が高いのでクリームによく使われます。
エレミ、ミルラ、フランキンセンス
6 スパイス系
料理のスパイスとしておなじみの香辛料から抽出。体を温めたり、元気を取り戻してくれます。
ジンジャー、ブラックペッパー、クローブ、シナモンリーフ、カルダモン
7 樹木系
樹木の樹皮や枝、葉などから抽出。森の中にいるようなさわやかな香りが多く、ストレス解消作用があります。
ティートリー、ユーカリ、サイプレス、シダーウッド・アトラス
最初にそろえたい精油5本
アロマテラピー初心者の方が、使いやすく用途が広くブレンドしやすい精油を5本ピックアップしました。
1 ラベンダー(フローラル系)
アロマテラピーの精油の中でも最もポピュラーで、日本でも北海道や甲信地方で栽培されています。精油を直接肌につけないというアロマテラピーの鉄則がラベンダーにはあてはまりません。刺激がないので安心な精油です。ラベンダーは精神作用に優れていて、気持ちを落ち着ける作用や心身をリラックスさせる効果があります。
2 ティートリー(樹木系)
ティートリーは、湖沼に育つ常緑樹。オーストラリアの先住民であるアボリジニは、古くから感染症や傷を治す万能薬として利用していました。日焼けや水虫、やけどなど幅広い用途があります。
3 ゼラニウム(フローラル系)
ほのかにバラの香りを含んだ甘い香りがします。不安を鎮め気分を明るくし、ホルモンの働きを正常にします。
4 ペパーミント(ハーブ系)
メントール独特のすっきりした清涼感が魅力です。口臭予防や口内炎にいいことは、市販のい歯磨き粉やマウスウォッシュにこの香りが使われていることから想像がつきます。乗り物酔いに効果があります。
5 オレンジスイート(柑橘系)
食用でおなじみのバレンシアガオレンジやネーブルオレンジ、ブラッドオレンジなどから抽出され、食欲不振、下痢、便秘解消に効果があります。
精油をどう使うの?
アロマショップで購入した精油をどう使うのか一般的な使い方が以下のとおりです。
1 芳香浴
精油の香りを部屋や身の回りにオイルウォーマー、アロマポット、アロマキャンドルなどを使って漂わすのが芳香浴です。
2 入浴
バスタブのお湯に数滴の精油を落として入浴に利用する方法です。入浴本来の効果であるリラックスと疲労回復効果も相乗も期待できます。
3 マッサージ
精油をキャリアオイルで希釈したブレンドオイルを使って体をもみほぐす方法で、香りの成分が皮膚から浸透して全身にいきわたるだけでなく、マッサージとの相乗効果もあります。
※ ペットマッサージ
犬は人間の何倍もの嗅覚を持っているので注意が必要です。おすすめ精油→ グレープフルーツ、ティートリー、ラベンダー、ユーカリなどマッサージを始める前に香りをかがせて反応を見ましょう。
ペットのマッサージを定期的に行うことでペットの病気の早期発見にもつながります。
4 スキンケア用品
化粧水、クリーム、パック、オーデコロン、石鹸、シャンプーなどのスキンケア用品や化粧品を作ります。
5 ハウスケア商品
ルームフレッシュナー、消臭剤、虫よけスプレーなどをつくります。
※ 引き出しシート・靴箱シート
材料 ゼラニウムまたはラベンダー 50滴
お湯 50ml
紙 スプレーボトル
① スプレーボトルの中に精油とお湯を入れ、よく振って混ぜ合わせましょう。
② 引き出しの大きさにきった紙にスプレーして、これを3回ほで繰り返してアロマシートの完成です。
参考文献・写真
今日からはじめるアロマテラピー 佐々木薫
アロマテラピーで気持ちいい暮らし 塩屋紹子
アロマテラピー 梅原亜也子
アロマテラピー 自分の香りをみつけよう 児玉良治
さいたま市でアロマグッズが買えるお店
精油は信頼できるお店で買うのが1番です。「生活の木」は、精油をはじめとした上質なアロマグッズを販売しています。
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