サメの歯 ジョーズ

サメの歯って何本あるの?

サメの歯って何回も生え替わるって本当?

サメ

地球動物図鑑 山極寿一先生監修より

映画 ジョーズ (1975年公開)

平穏なアメリカ東海岸の田舎町、アミティビレッジに突如出現した巨大人喰いサメとハンターの死闘を描くパニック映画です。
市当局が町の利益を求めるあまり対応が遅れ、多くの犠牲者を出してしまいます。

・地元の警察署長ベロディ
・最初に捕えられたサメは問題のサメと違うことを見抜いた海洋学者クーパー
・懸賞金目当てにサメ退治に参加した漁師のクイント

3人のハンターがサメ退治のために大海原に乗り出します。

映画監督は、当時27歳のスティーブン.スピルバーグ、またジョン.ウィリアムによるテーマ曲はあまりにも有名で、今でもテレビやラジオなどで緊迫感を高める場面に使用されています。 

 サメは現存する魚類の種の2%にもなりませんが、海に生態系には非常に重要な存在です。

なぜなら補食者の頂点に位置するからです。そのため多くの硬骨魚類と比較して、必然的に数は少ないです。生殖率の低さともあいまって、サメは特に乱獲による絶滅が危惧されています。 

サメの歯

サメは獰猛で危険な生物というイメージが定着していますが人に危害を加える恐れのある種は、全体の1割です。
中でもホホジロザメやイタチザメなどに代表されるような鋭い歯と力強い顎を持つ種は特に危険ですが、その多くは外洋性で人との接触の機会はあまりありません。

※外洋性 水深200mよりも深い海域を外洋といいます。

サメは多生歯性で、約200本の歯が生えています。サメの歯は獲物をとるときにこぼれ落ちても、すぐに次々と生えてきます。

歯が抜けてから生えてくるのではなく、新しい予備の歯が後ろで待機していて、歯が抜け落ちると予備の歯がベルトコンベアー式に前に出てきます。
そのため、常に鋭い状態の歯を保つことができます。

トラザメなどは10年間で24000本の歯が生え換わったということです。

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